中国のハイカラおかあさんとの出逢い

今回の舞台はまたまたオーストラリアですが、私がビーガン生活を始める少し前のお話し。

2007年、夫のソラが旅先で知り合った日本人から聞いた “オーストラリアでワーホリ” というキーワードにすっかり魅了され、早速ビザを取得。わたしたちは1年ほど旅の寄り道をすることになりました。

はじめてのシェアハウスでの生活。

シェア先のオーナーはオーストラリア人と中国人の夫婦。

ある日、奥さんのおかあさんが娘夫婦に逢いに遥々中国からやってきました。

初めての海外で不安なおかあさんと、すでに旅で訪れていた中国がすっかり気に入ってしまっていたわたしは、たちまち意気投合。

朝は近所の公園で一緒にヨガをして、昼下がりにはおかあさんが中国から持ってきたベリーダンスのDVDにならって、なぜにベリーダンス?笑 と思いながら練習するのが日課になりました。

そんなハイカラなおかあさんはベジタリアンでもあり、そのライフスタイルは敬虔な仏教徒であることからくるものでした。

毎日規則正しく心穏やかに暮らす。

そういうおかあさんの姿を見てきて、当時ガッチリ肉食だった私も無意識にベジな生活に興味を持ち始めていたのかもしれません。

彼女が作る料理はやはり精進料理を思わせるシンプルなものが多く、素材のうまみがもう引き立ちまくりです。

家庭菜園で採れた葉物野菜を丁寧に洗ったり、パン生地をじっくりこねたりする姿がなんとも凛としていて、わたしはそんな彼女に静かに見惚れているのでした。

かっこよくヨガポーズを決めるおかあさんと、その横でよろけるわたし笑

かっこよくヨガポーズを決めるおかあさんと、その横でよろけるわたし笑

隠れヘルシー野菜、じゃがいも!!

今回は、おかあさんから教わった料理の中でいちばんのお気に入りのご紹介です。

小麦粉をこねて焼いた生地にじゃがいも炒めをロールしたとってもシンプルなもの。

もっちりの生地とシャキシャキのじゃがいもの食感がたまらない一品です。

使用した主な材料 小麦粉、ジャガイモ、ブロッコリー、しめじ、ガーリック、自家製ビーガンマヨ。 とってもシンプル!

使用した主な材料
小麦粉、ジャガイモ、ブロッコリー、しめじ、ガーリック、自家製ビーガンマヨ。
とってもシンプル!

じゃがいもといえば、他の野菜と比べて糖質も多いため太りやすいとか、色も地味だし栄養がなさそうってイメージありませんか?

でも実は結構優秀なんです。

特に、じゃがいもに含まれるビタミンCはデンプン質に守られているので加熱しても壊れにくく、効率的に体内に取り入れることができるんです。

ビタミンCといえば抗酸化やコラーゲン生成など美肌を保つためには欠かせない栄養素。

今は新じゃがの季節なので皮ごと食べて、夏の紫外線に負けない強いお肌をつくりましょう!

今回はおかあさんのレシピに少しアレンジを加えて、じゃがいもと相性のいいブロッコリーで作ったペーストを一緒にロールしてみました。この組み合わせは美白効果を発揮してくれますよ!

一番のポイントはじゃがいもを炒めすぎないこと。じゃがいものシャキシャキと生地のもっちりのハーモニーがイノチです。

小麦粉と水でこねた生地の内側にグレープシードオイルをぬり、2枚をくっつけて麺棒で薄く伸ばす。 中火でさっと両面を焼く。

小麦粉と水でこねた生地の内側にグレープシードオイルをぬり、2枚をくっつけて麺棒で薄く伸ばす。
中火でさっと両面を焼く。

ふっくら焼きあがりました! 二枚重ねで焼いた生地を剥がしましょう♪

ふっくら焼きあがりました!
二枚重ねで焼いた生地を剥がしましょう♪

モチモチの生地に千切りジャガイモとしめじのガーリック風味炒めとブロッコリーマヨペーストを包んで出来上がり〜♪

モチモチの生地に千切りジャガイモとしめじのガーリック風味炒めとブロッコリーマヨペーストを包んで出来上がり〜♪

冷めても美味しいのでお弁当にもぴったり!

冷めても美味しいのでお弁当にもぴったり!

 

こちらの一品は次回5月のポエムナイトでお出しする予定です。

詳細は Facebookの ”poemdrois only” または ”高山 宙丸のポエムナイト” でご覧になれます。

About The Author

Hiro
Vegan Chef

2007年より4年半、夫のソラとバックパックでアジア、ヨーロッパを放浪。ソラがビーガンになったことを機にビーガン料理を日々研究するように。2012年にバンクーバーへ移住。ベジタリアンレストランのキッチンで3年働いたのち、2015年よりソラと共 にVegan Pudding & Co. を立ち上げる。調味料など1から創作することを得意とし、詩人ソラの朗読会をはじめ各種イベントなどでも料理の腕をふるう。

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