茶色いお弁当

中学生の頃、わたしはお弁当を蓋で隠しながら食べるような女の子だった。

2年生のある時期、隣の席だった学級委員長の岸本君のお弁当はわたしの2倍もある大きさで、いつも赤、黄、緑のバランスがきれいなおかずがぎっしり詰まってて、わたしはそれが羨ましくて羨ましくて。。。

お母さんが作ってくれるお弁当はいつも茶色いから、わたしはお庭に生えているパセリと、お父さんが育てたミニトマトを彩りに添えて少しでも見た目を良くしようと頑張っていた。

食べる時も、トマトとパセリは最後の方まで残して、できるだけ食べ終わるまで茶色だけにならないように、彩りを保つように頑張った。

誰もそんなの見ていないのにね。 笑

思春期の頃の、そんなどうでもいいところに見栄っ張りだったわたし。

今思えば滑稽以外の何物でもなくて、でもそんなヘンテコな女の子だった自分を愛おしく思う。

当時はいろんな種類の冷凍食品がで始めた頃で、クリームコロッケとかミニハンバーグとかそういうのがお弁当に入ってるのが憧れで、でもわたしのはお母さんが作った茶色いおかずばかりで。

当時は気付けなかったけど、今はわかる。

全部お母さんの手作りが良いに決まってる。

だから言います。

お母さん、茶色いお弁当ありがとう。

お弁当を持って出かけよう

外で遊ぶ機会が多いこの時期、フードトラックでお手軽フードも楽しいけど、たまにはお弁当を作ってお出かけしてみるのもいいですよね。

バンクーバーは街と自然が美しく共存していて、散歩の途中ふと立ち止まってゆっくり腰を下ろしたくなる場所がたくさんあります。

お気に入りの景色を眺めながらのお弁当、もうそれだけでスペシャルな休日。

IMG_2063

今回は買い物は最小限に、できるだけ冷蔵庫にあるものでお弁当を作ってみました。

・かぼちゃのマヨサラダ

・セイタン(グルテンミート)のスィートチリソース炒め

・ローストブリュッセルスプラウト メープル醤油風味

・ブロッコリーとオーツのハンバーグ

・ヘンプとフラックスのふりかけ

※調味料も自家製で冷蔵庫にストックしてあるものを使用

IMG_2066

ご飯にパラパラとかけてあるふりかけは、フラックスシード、ヘンプシード、白ごまとヒマラヤンソルトを混ぜ合わせただけ。

スーパーフードとして知られるフラックスシードは、オメガ3をはじめ幅広い栄養素を含んでいますが、殻が固くそのまま食べても吸収されにくいのと、含まれる栄養素の多くが熱によって破壊されてしまうのが難点。

そこで、ブレンダーで粉状にして食べる直前に振りかければしっかり栄養素を吸収できるのではと思いつきました。

ごまの風味が効いて食べやすく、これはかなりオススメです!

 

こちらのメニューの一部は次回8月のポエムナイトでお出しする予定です。

詳細は Facebookの ”poemdrois only” または ”高山 宙丸のポエムナイト” でご覧になれます。

About The Author

Hiro
Vegan Chef

2007年より4年半、夫のソラとバックパックでアジア、ヨーロッパを放浪。ソラがビーガンになったことを機にビーガン料理を日々研究するように。2012年にバンクーバーへ移住。ベジタリアンレストランのキッチンで3年働いたのち、2015年よりソラと共 にVegan Pudding & Co. を立ち上げる。調味料など1から創作することを得意とし、詩人ソラの朗読会をはじめ各種イベントなどでも料理の腕をふるう。

Related Posts