_ご自身の“大好きなこと”をお仕事にしようと思ったきっかけ、第一歩を踏み出した瞬間、「ゼロ→イチ」ポイントを教えてください。

 
 

オーストラリアのブリスベンでの留学中、たまたま現地の日本人のラジオ放送番組にレギュラーで出演する機会があって。そのとき、ラジオで人に伝えるおもしろさを知り、帰国後にFMラジオ局の局アナになりました。
 
ですから、わたしの場合「ゼロ→イチ」ではなくて、気づいたら「イチ」の状況にいて、そこから、「あ、これを仕事にしたい」と思ったので、気づいたら第一歩を踏み出していました。

 
 

_FMラジオの局アナになったのはどういう経緯で?

 
 

アナウンサーになる人は、だいたいが大学の放送部所属だったり、養成学校に通って全国の局を受けますが、わたしはその真逆。どこにも通わず、受けた会社はTOKYO FMの一社だけ(笑)。リクルートスーツも着ずに、決まり切った就活なんて何もしなかったんですが、なぜか面接官と話がはずんで最終試験までいって。結局、アナウンサーの採用枠がなくて落ちてしまったんですが、その後、同じ系列の福島のFMに呼ばれたんです。
 
こんなありえない方法でもアナウンサーになったんですから、“そこ”に至る方法なんて、実はいくらでもあるんだと思います。
 
あとは、大学卒業前の頃、好きなラジオパーソナリティーさんの名鑑を見つけた翌日に、その方の事務所にアポなしで履歴書を持っていったりもしました(笑)。たまたま社長がいて、面接してもらったんですが、「英語を話せるひとを募集してるから、特待生として入って。学費はいらないから。」って。そこでアナウンサーの基本を勉強させてもらいました。もちろん、アナウンサーになってからの現場で叩き込まれたことが一番ですが。

 
 

_大好きなことをお仕事にするために、大切なことは何だと思いますか?

 
 

今振り返ると、局アナになるときは、とにかく夢を実現させるために突っ走っていました。やりたいことだったら情熱が湧き上がるから、いろんな壁が立ちはだかっても、クリアしようと策を練る。後先考えず動いていましたね。

 
 

2016年に初めてホテルミラコスタで司会をしたときの一枚。司会という仕事の現場では、なにかアクシデントが起きてもいかにそれをうまくまとめ対応するかが手腕にかかってきます。そんな時も最近は「なんとかなる」と信じてやると、すべて結果オーライになるので、不思議です。

 
 

_子供の頃から、話すことは好きだったんですか?

 
 

ひとを笑わせたり楽しませたりは、もともと好きでしたね。小学校で応援団長や、学芸会の主役をやったり、そうそう、放送部もやってましたね。その分、いじめの対象にもなりました。

 
 

_振り返ってみて、「これ!」と決めたら体当たりするタイプなんですか?

 
 

そう! ほんと体当たり。ジェットコースターで急降下と急上昇繰り返して、ず~っとそんな人生(笑)。「ほとほと疲れた!!」って思うんだけど、それが『言魂インタビュー』で使えたりして。だって、経験がなきゃ、ネタがないじゃない? 結局、ぜんぶが仕事に生きてる。

 
 

_なかなか積極的に一歩を踏み出せない若者に、まどかさんから、伝えたいことはありますか?

 
 

踏み出せないつらさは、すごくよくわかる。わたしもこの5,6年、全く動けない暗黒時代だったから。動けない時に、動けとは言えない。ほんとにつらくて、何していいかもわかんないっていう時期も、人生にはあるんだって、自分の経験からわかったから。本人がいちばん焦ってるし、苦しいんです。だから、むやみにお尻たたくようなことは言えないです。

 
 

_まどかさんにもそんな時代があったんですね。

 
 

子供時代は子供時代で、目立つことをしてやりたいことをやって楽しんでいたけれど、同時に辛くて傷つくことも、多かった。局アナのときも、体を壊すくらいいじめられた。でも、だからこそ、友達がいっぱい愛情をくれて、いまだにお母さんみたいなひともいる。
 
すべての経験に意味があるんですよ。だから、「動けなかったら、動かなくていいよ」って、わたしは言いたい。ひとと比べて焦っちゃうのも、わかる。でも、立ち止まっている自分にも、意味がある。
 
だから、「大丈夫だよ」って。動けないからこそ、ひとの辛い思いがわかったり、いつか、その経験が誰かの勇気になったりする。踏み出せないことが、マイナスなことじゃないんだよ。だって、動きたくなったら、ちゃんと動くんだから。動けないのも、尊い時間。ぜんぶに意味があるの。

 
 

_そういう視点で見れたら、悩んでいるひとたちも楽になれますね。

 
 

どんなことでも、すべての経験が尊くて、糧になる。
 
たまたまわたしは仕事を通して、苦しかった経験や涙が、人様のために使えるきっかけになるって感じているけれど、でも、誰かにとってそれに気づくのは命を閉じた後かもしれないし、もしかしたら気づく必要さえ、ないのかもしれない。
 
すべてが、一瞬一瞬が、生きてるだけ、ここにいるだけで、すごい経験じゃない? だから、どんなことだって本当に、そこにいて、それでいいんだよ、って。

 

神社仏閣巡りも趣味のひとつ。これは下鴨神社に初めて行った2016年の夏の一コマ。

 
 

_これから、挑戦していきたいこと、ミッションはなんですか?

 
 

声を使って言霊を届けることで、聴いているひとの気づきにつながり、心のスイッチがオンになり、愛の循環が起きる…、その愛の波動を世界に広げていきたいという思いがあります。それがまず、ラジオや話すことを通してのミッションです。
 
また、女性のための活動としては、コミュニケーション法で内面から自信を持って輝き、メイクやファッションで外見でも美しくなる講演会やセッションを開催しています。女性たちが自身の女性性に気づき、凛とした美しさで器を広げたなら、男性は男性としての役割が果たせる。そして、カップルや家庭で平和なパートナーシップが築けたら、それが結果、世界の平和に繋がる。女性たちのリーダーとなり、みんなとともに女性が美しく輝ける活動をしていきたいです。

 
 

_昨年12月から始まった『言魂インタビュー』について教えてください。

 
 

7年くらい前、知り合いのCMプランナーの方が、「まどかさん、インタビューしなよ! 協力するよ!」って言われてて。でも、その当時は目立つ仕事をしているくせに変に人目を気にして、やる気を起こせなかった。震災もあって、仕事のオファーもなくなって、わたしの、“しゃべる”っていう技術が、もう誰にも必要じゃないのかなって。それに、もし新しいことを始めたときに、また影で何言われるか、って人の目を気にしたり。
 
だから、アイデアはあっても何年も形にできなかった。
 
でも、わたし自身が変化したんだと思う。何をきっかけにってのじゃなく、いろんな人との出会いと、出来事、本、セッション、人生をかけて集めてきたいろんなメッセージが、2016年の秋、点と点がぜんぶ集まってきた感じで。
 
その流れのひとつとして、ある番組スタッフの方から、「まどかさん番組をやったら?」ってまた言われて。
 
その時もまだブレーキをかけてましたね。現実問題、お金の問題、自信のなさ。「どうしよう~」って。
 
でも、気づいたらすべてセッティングされてた。なぜなら、ゲストに呼びたいひといっぱい頭のなかで構想があって。番組の中で話をしてると、「この人のこれを伝えたい!!」とか、そいう人達が溢れるくらいにたくさんでてきて。
 
技術的にも、ナレーション、音楽、音声の編集作業、局アナ時代に編集もしてたのが活きてきて。映像加工も好きだから、アートワークも自分で作ったり。

 

2016年12月にスタートした『小林まどか 言魂インタビュー』では、すべての日本人へ届ける思いで制作しています。

 
 

ぜんぶできるようになっちゃってから、「じゃあ、資金はどうしよう?」っていうところで、友達が「まどかちゃん、わたしが貸すから! いい音で残してほしいから、いちばんいい機材を買って」って。
 
そしたら、まったく違うとこから仕事が入ってきて、その分ぜんぶ、何十万か、まかなえちゃった。気づいたら、できてしまってた。「宇宙の応援って、これなんだ!」って体感しました。
 
 

FB上で秘密のグループを作って開催している、【ここだけの話】シリーズ。かなりディープなスピリチュアルな内容を私がインタビュアーとして掘り下げて、ご縁ある皆さんへ配信しています。龍のこと、レムリアのこと…など、これまではメディアで関わるものとしてそうした類のことはほとんど公言してきませんでしたが、2016年の変化の年に、もう嘘はつきたくないと思い、自ら始めることにしました。

 
 

_大きな使命を持つひとはみんな、人間の意識を超えた大きな存在の意志を受け取り行動していらっしゃるように思います。まどかさんが、そんな“流れ”にのるために意識されてることはありますか?

 

……ないかなあ! 人生振り返ってもそうだけど、ご縁のあるひととはどうなっても繋がってしまう。
 
計画を立てて、達成の日付を設定して、それも有効なやり方だけど、目標にリーチするやり方はひとによって違う。書くことで引き寄せるのが得意なひともいるし、流れに任せるのが合ってるひともいる。千差万別。
 
わたし自身もいろいろ試してきたけど、今心がけてることは、やって来るメッセージと、それを信頼するってとこかな。心の声、ハートの声をひたすら信じる。
 
「え~!! でも、、、」って思っても、結果2ヶ月で番組が立ち上がっちゃったもんね。結果をちゃんと見せてくれてるから、「信じられない」とか言ってる間に、もう展開しちゃってる。だから、「信じていいんだ」。って。

 
 

_いじめや、震災、つらいことを乗り越えて、数多くの方にインタビューされてきたまどかさん。その後ろに、たくさんのひとたちへ愛を感じます。いろんなことがあっても今なお、愛を持ち続けられてるってことが、すごく奇跡的なことなんじゃないかと。その道の途中で、人間が怖くなったり、嫌になったり、「もう伝えたくない!」っていうようなこともあったんでしょうか?

 
 

そりゃ、人間だから、苦手だったり、嫌なひとは嫌。たましいの根源は愛だけど、人間には感情がある。マリア様じゃないから。だから、そこもすべて委ねてしまうと、そういったひととのご縁も自然となくなる。
 
わたしも過去の中に、憎いひとっていっぱいいる。けど、経験させてもらったから、ネタにも肥やしにもなるし、今考えると「ありがとう!」なの。「教えてくれてありがとう」って。傷ついたこともあるけど、わたしが傷つけたこともある。
 
だけど、根本では「わたしは愛で分かち合いたい」っていう想いがある。地球がもっともっとよくなったらいいなって。そこから考えると、戦争も人殺しも、究極、愛の勉強。どうやって人間が、そこから進化していくかっていうこと。

 
 

_最後に、海外で夢に向かって留学中・挑戦中のひとへ、メッセージをお願いします。

 
 

日本にいても海外にいても、自分が誰なのか、それをブレずに持っていれば、あとは自分自身を思いっきり表現するだけ。今いる場所で輝いて、人生を生ききっていただきたいなと思います。
 
時には落ち込んだり、いろんなことにぶつかることもあるでしょう。でも、「すべて大丈夫」!! そう信じて、自分を信じて、今を生きてください。

 
 

<<<前回のインタビューを読む>>>

 
 

profile_小林まどか フリーアナウンサー/ビューティーコンサルタント

大学4年時に1年間オーストラリアで協定留学をし、地元ラジオ局でパーソナリティーとしてレギュラー番組に出演。その経験をきっかけに、帰国後()ふくしまFMの局アナとなり、3年後フリーに転身。現在は番組ナビゲーター、インタビュー、イベントMC・司会業を活動の中心に置く。

オノ・ヨーコ氏、やなせたかし氏、養老孟司氏、秋元康氏など著名人を含めた延べ2000人を超えるインタビュー経験を元に、聞き方伝え方や質問力が身に付くコミュニケーションセミナーや、プライベートレッスンも実施。企業向けの出張講座では、顧客とのコミュニケーションの取り方、男女間のコミュニケーション上達法、相手が心地よく感じる話し方講座の講師も務める。女性たちが本来の女性性を取り戻し、相手を包み込む凜とした強さのある女性へと生まれ変わる理念を元に活動。

現在は累計2400万ダウンロードのインターネットラジオ番組「本田健の人生相談~Dear Ken~」でナビゲーターとして出演中。

また、201612月から配信スタートのインターネットラジオ「小林まどか 言魂インタビュー」では、様々な愛の波動を発信中。

『小林まどかFBアカウント』

http://facebook.com/madoka314

『オフィシャルブログ~Madoca Style~』

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『小林まどか 言魂インタビュー』

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About The Author

Star☆tS 編集長 - 言葉の魔術師

兵庫県明石市生まれ。言葉のお仕事師。夢見がちなこども時代、激音と妄想まみれな思春期、販売・事務職など迷走OL時代を経て、大失恋をきっかけに晴れてコピーライターに。2007年、サンタモニカへ移住。2010年、バンクーバーへ移住。ブランディング、コピーライティング、インタビュー記事執筆などの他、絵本、小説、エッセイなど、アーティストとコラボした作品も創作中。最近ぐっときた言葉は「愛は光の速度の二乗」。 カナダ留学エージェンシー カウンセラー

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