英語はどうやって身につけたんですか?

「英語は常にアウトプット! 必殺5W1H」

もちろん、勉強なんて全然してない(笑)!バンクーバーに来てからは、3ヶ月間のスピーキングクラスを取ったっきり。

教科書通りのセンテンスをちゃんと話そうと思うと話せないけど、5W1Hくらいは聞くことができる。

だから、クラスでも、学校の外でも、常に誰かに話しかけてた。

カフェで店員に話しかけたり、道端でホームレスを捕まえたり。とにかく、まずはアウトプット。

教室の中や机の前で学ぶんじゃなくて、生活の中で体を使って英語を身につけようとしていた。

今もその途中だよ。でも、こうやって楽しく生き延びてる(笑)。

 

バンクーバーに来た動機は?

「人のために何かしたい。その“第一歩”を踏み出せたのがここだった」

昔から「お前は海外の方が向いてる」ってよく言われてた。

日本のしがらみやルールなんかを、きっちり守るタイプじゃなかったから。

それで実際、バックパックでヨーロッパを数ヶ月旅行してみて。楽しい!って体で感じて。

バンクーバーに決めたのはたまたま、奥さんが高校の時に留学したことがあったから。

多国籍文化で環境もいい、住みやすい、何かを始めやすい場所だって。

海外で何かを感じて、日本でビジネスを始めたい、お金を稼ぎたい。それが最初の動機だった。

でも実際に来てみて、ここに住みたい、海外にいるからこそ、日本のために何かしたい。

そういう気持ちにシフトしていった。

 

実際にどんなプロジェクトを始めたんですか?

「一緒に学ぶ、挑戦する、”DIYシェアハウス”」

最初に立ち上げたのはシェアハウス。

人が集まる場所を創って、そこでいろんなこと学んで、資源づくりをしようと。

コンセプトは、”DIYシェアハウス”。

シェアハウス自体を、自分たちで作って、壁の色塗って、ビールを作ったり、マーケットの屋台に挑戦したり……。

海外で、仲間と一緒に何かを学べる、何かに挑戦できる、そしてそのつながりの中で自分を発見できる。そんな場所を創りたかった。

今は人に任せているけど、シェアハウス自体は4軒に増えた。

 

そのプロジェクトから、どんなことを学びましたか?

「日本人の弱さ。そこから、”挑戦”というキーワードが生まれた」

シェアハウスのマネージメントを含めて、この街で、日本人の弱さをたくさん見てきた。

みんな、英語はすごく得意なのに、おどおどしてしゃべれない。自信がない。意志がない。img_activity01

グローバルじゃない。まずは、ここをなんとかしたいって思った。

そんな時、バンクーバーで起業して成功してる友人と意気投合して、今のStartSの前身となるウェブメディアのアイデアが生まれた。

 

現在進行中のプロジェクトについて教えて下さい。

「夢に向かって挑戦する人を軸に、リアルな海外情報を発信していきたい」

今、グローバル化は当たり前の時代になっているし、日本の人たちも、どんどん海外に視点が向いているはず。

一方で、得られる海外の情報は、ほとんどが単なるインフォメーションでしかない。

自分たちが”StartS”でやりたいのは、単なる情報のシェアじゃなくて、コミニケーションの場づくり。

ひとを熱くするもの。真ん中にあるもの。本当の自分、本当の輝きって、何?

そこを突き詰めた時に、”挑戦”というキーワードにたどり着いた。

輝いている人っていうのは、肩書きでなく、職業でなく、夢にむかって挑戦してる人たちだと思う。

海外では、生きることすべてが挑戦。だからこそ、海外にいる人にフォーカスして、

その人たちの生の活動や想いを通して情報提供することで、

より信頼性のある、より心に響く、リアルな情報を読者にシェアしていきたい。

海外にいる日本人って、これからますます、日本にとっての財産になっていくと思うから。

みんな、日本を捨てたわけじゃない。海外にいるからこそ、日本のカッコよさも、カッコ悪さもわかる。

だからこそ、日本人としてがんばってる。そういう生きた財産をもっとみんなに見てほしい。

それによって、日本にいて悩んでいる人、好きなこと、やりたいことが見えなくて立ち止まってる人が、

海外っていうものに対して、1%でもいい、自分の可能性として感じてほしい。

数年後にでも、海外で自分も挑戦してみようって思ってもらえたら、それが一番嬉しいことだし、

そんな人を、全力でサポートしていきたいって思ってる。

 

プロジェクトの中で、学んだこと、得たことは?

「人とのつながりが、プロジェクトを、今の自分を創ってる」

まず、人とのつながり。”StartS” 自体のテーマでもあるし、これがなければ、今の自分は存在しない。

どんなプロジェクトでもいろんな要素が必要だけど、人とのつながりさえあれば、必ず成功すると信じてる。

このプロジェクトだけに関わらず、人生の中でいろんなことがある時ほど、自分自身も大きく変化してきてる。

その変化をもたらしてくれるのが、人との出逢いとつながり。

出逢ってくれた人すべてに感謝してるし、仕事や人生を通して、その感謝をもっと表現していきたいって思ってる。

 

Masaさんにとって、仲間って何ですか?

「肩書、年齢、関係ない。同じ志を持って前進できるのが仲間」

自分にないもの相手が持ってて、それをお互いに尊重しながら、

道筋は違っていたとしても、同じものを目指してる。それが仲間。

結局自分は昔から、仲間集めが大好きなんだ。

赤ちゃんでも、学生さんでも、社長さんでも、新しい人に会う時はいつもワクワクする。

さらにお互いのビジョンに共感して、意気投合し、何か一緒にやっていく”仲間”になる。

そういう化学反応が起きるのもまた、もっと面白い。だからやめられない。

”StartS”を通して、世界中に仲間を増やしていこうって本気で思ってる。

実は、超寂しがりなのかもしれない(笑)

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プロジェクトの中で、悩むことや、カッコ悪い自分にぶつかることは?

「弱い自分、できない自分。だからこそ、助け合える仲間が増える」

自分は、本当に勉強をしてこなかったから。

何もできない。何も知らない。そのことに、自分でもびっくりするし、人にびっくりされることもある(笑)。

文章も本も、まともに読んだことがないし、字が嫌いで、今でもタイプするのに一苦労。

劣等感はある。でも、今は自分で弱さを認めて、受け入れようとしている最中。

自分一人でぜんぶできたら世話ないけど、できないからこそ、助け合える仲間が増える。

幸い、チームの皆が、それぞれが才能を活かして、自分の好きなことだけに突っ走ればいいって、言ってくれる。

逆に、仲間集めこそ難しいっていう人もたくさんいる。自分が思っている弱さも、裏返せば強みになりえる。

だから、弱さを嘆くんじゃなくて、それを受け入れて、素直に相手にさらけ出して、

その上で自分にできるただそれを真摯にやればいいんだと、そっちにシフトしてきてる。

 

『StartS』というプロジェクトを、どういう風に動かしていきたいですか?

「”ゼロ”から”イチ”へ。伝えたいのは、”挑戦”することの楽しさ」

『StartS』 という場所、エネルギーによって、何をやっていいかわからなくて悩んでる人、海外に興味のあるけど踏み出せない人、

そんな人たちが”ゼロからイチ”へ進むために背中を押してあげたい。

すでに挑戦してる人たちの姿に触れられる、実際に出逢える、第一歩を踏み出す勇気を見つけられる、そんな場所を作りたい。

やりたいことなんて、やってみなきゃわからない。だからこそ、どんな小さなことでもいい、”挑戦”を楽しんでほしい。

挑戦という過程、それ自体を全力で楽しんでいれば、その向こうに、本当にやりたいことが見つかる。

自分自身も、コンテンツを作ってくれている仲間たちも、全員が挑戦の真っ只中。

自分たちのことを、兄貴や姉貴だと思って、どんどんぶつかってきてほしい。

ワクワクしながら”挑戦”を楽しんで、日本人として、日本人のいい部分をもっと強化して、

その志でもって世界でもっと輝く人を増やしていきたいと真剣に思ってる。

バンクーバーと日本だけでなく、国境なく、グローバルに仲間が増えていったら最高!

 

 Masaさんがこれから挑戦していきたいことは?

「世界で輝く、世界を輝かせる日本人をサポートしていきたい」

海外に来て、自分自身を含めて、”日本人”の弱さと強さをたくさん見てきた。

2020年は東京オリンピック。日本人全員が、大きく変化する絶好のチャンスなんじゃないかって思ってる。

いろんな国の国民性、それぞれが素晴らしいけど、日本人はやっぱり特別なものを持ってる。

それをあまり出さない謙虚さも美徳ではあるけど、バンクーバーをはじめ、世界中にいる日本人が、もっともっと目立っていくべきだと思う。

『StartS』というプロジェクトを始めたのも、

世界中の日本人が本当の意味でグローバルに成長していってほしいから。

世界の戦争を日本人が止めることができるかもしれない。世界平和を、日本人が叶える未来がくるかもしれない。

買いかぶるわけじゃないけど、それくらい特別な国民性だと思う。

ださいところもある、弱いところもある、でも、他にないものを持ってる。

そこを、『StartS』という磁場を創ることで、サポートしていきたい。

 

第一回「"これだけは負けない!"を失う時」 第二回「挫折のあと、不良学校の教壇に立って」 第三回「人が好き。飛び込み営業全国トップへ」 第四回「バンクーバーで見つけた、新しいStart」

About The Author

Star☆tS 編集長 - 言葉の魔術師

兵庫県明石市生まれ。言葉のお仕事師。夢見がちなこども時代、激音と妄想まみれな思春期、販売・事務職など迷走OL時代を経て、大失恋をきっかけに晴れてコピーライターに。2007年、サンタモニカへ移住。2010年、バンクーバーへ移住。ブランディング、コピーライティング、インタビュー記事執筆などの他、絵本、小説、エッセイなど、アーティストとコラボした作品も創作中。最近ぐっときた言葉は「愛は光の速度の二乗」。 カナダ留学エージェンシー カウンセラー

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