第一回 鈴木みほ_ACTRESS / PERFORMER〜海外で働く日本人が答える10の質問〜

 MihoSuzukibyRichardlee

photo by Richard Lee

1_お名前:会社名(もしくはフリーランス):職種を教えてください。

鈴木みほ:(ワークパーミットが下りるまでの間)フリーランス:女優・パフォーマー

 

 

2_あなたのお仕事について、具体的に教えてください。

女優としてはTV・映画・舞台など媒体問わずに出演しています。
パフォーマーとしては、今年3月にパフォーマンスユニット「みひょん市(mihyon-ichi)」を日本で結成し、NIWA氏の演出で3月4月に下北沢で公演。次回はカナダにて9月公演を予定しています。

主宰するパフォーマンスユニット「みひょん市」ロゴ

主宰するパフォーマンスユニット「みひょん市」ロゴ

 

3_日本では、どんなお仕事をしていましたか?

女優・パフォーマーの仕事をメインに。それ以外は、ある会社のデザイン部でアルバイトしていました。主に写真撮影と、画像加工を担当していました。

 

東京ビッグサイトにて開催されたデザインフェスタにてパフォーマンス。カナダに来る直前に参加。

東京ビッグサイトで開催されたデザインフェスタにてパフォーマンス。カナダに来る直前に参加。

 

4_海外で働くようになったきっかけは?

日本で初めてイギリス人監督と英語のみの環境で映画を撮った後、いろいろな海外関連の仕事をいただくようになりました。その時、海外の考え方・やり方が合うと感じて興味を持ったのと、外国人の映画関係者から「みほの女優としての需要は海外にもっとあるのではないか」と勧めていただいたことがきっかけです。

 

 

5_英語はどのように勉強されましたか?

日本でも海外でも一切語学学校には通わず、外国人の友人たちとたくさん交流するようにしました。リスニングは映画やドラマで、リーディングは英語の漫画で楽しみつつ、その中でわからない単語や文法は自分で調べて学ぶ。同時にネイティブとランゲージ・イクスチェンジで実力アップ。
また、2015年1月にワーキングホリデーでカナダに来てすぐに、短い脚本をその場でもらってすぐに30人ほどのカナダ人の前で演じる、という台本を読む会に通いました。素早く長文を理解してすらすら読んで会話しなければならない環境で、鍛えられました。

 

ワーホリ時代から通っている、台本を読む会 photo by Brian Nguyen

ワーホリ時代から通っている、台本を読む会 photo by Brian Nguyen

 

6_海外で働き始めて、苦労することは何ですか?

バンクーバーはアジア人の割合の方が高いくらいの地域なので、オーディションでアジア人が必要な時の競争率は甘くありません。海外で生まれ育ったネイティブ・スピーカーのアジア人と比較されるので、やはり英語力が必要不可欠です。
女優として英語を使うには、全ての単語や文法がわかっても、速読ができても、発音が良くても、まだまだ足りません。

 

 

7_それを、どのように克服されましたか?

毎日少しでも多く着実に英語力を上げていくこと。同時にカルチャーも学んでいます。

 

 

8_海外で働くことの楽しさは、何ですか?

年齢など様々な差別を嫌い、チャンスがより平等に与えられるところ。クリエイティブな環境があること。素晴らしい仕事をした時に、心から褒める習慣があること。

 

インドのパフォーマンスイベントにインドの民族衣装で参加。いつもつるんでる仲良し達。

バンクーバーにて開催されたインドのパフォーマンスイベントに、インドの民族衣装で参加。いつもつるんでる仲良し達。(写真中央下)

 

9_海外で生き抜くための “仕事の流儀”を教えてください。

周りが日本人としてみていることを心得て、礼儀をもって行動することです。また、日本のやり方と海外のやり方、それぞれうまい具合に良いとこ取りをしていくことだと思います。

 

 

10_海外で働くとこで、自分がどう変わったと思いますか?

なにがあっても我慢し続けて頑張るということが、必ずしも通るべき道ではないんだなと感じました。全く別の環境や常識で育った人の持つ人生観などを知っていくうちに、今までは気付かなかったり想像もしてなかったような「自分の人生をよりハッピーにするための選択肢」が増えました。

 

 

最後に、海外で働きたいと思っている人に、メッセージをお願いします。

必ずしも、日本で働くことが全ての日本人にとって実力を最大限に発揮できる場所ではないと思います。心を開いて飛び込めば、きっと新たな人・考え・チャンスに出会える。外に出て日本の良さや改善点に気づくこともできる。
より多くの方がそれを実現できるよう、願っています。

 

 

<鈴木みほさんのある1日のスケジュール>

~~~2015年10月映画撮影のとある一日

4:30 起床後、前日夜にもらったセリフを練習、軽くメイクアップ。

6:00 軽く朝食 セリフを練習しながら電車で移動。

7:00 現場当着 現場の皆さんに挨拶。

8:00 メイク 衣裳を数パターンチェック。

9:00 待ち時間 前日夜にもらったセリフを練習。

10:00 スタジオに呼ばれ急遽予定にはなかったシーン、1~2分のアドリブを撮ることに。

12:00 ランチ休憩 ビュッフェスタイルで 共演者やスタッフとテラスでゆっくり。

13:00 突然2つの英語の長ゼリフを試して欲しいと言われる(汗)。

14:00 待ち時間 出番に呼ばれるまでひたすら練習(汗)。

16:00 衣裳チェンジ

17:00 スタジオに呼ばれて3時間ほど撮影

ワーホリ時代、カナダで撮影した初めてのショートフィルムの撮影風景

ワーホリ時代、カナダで撮影した初めてのショートフィルムの撮影風景

20:00 撮影終了 帰りの電車。

21:00   軽く夕食 、シャワー

22:00 リラックス

24:00 疲れきって眠る

~~~

 

<<<次回は、鈴木みほさんの“ゼロ→イチポイント”に迫ります!>>>

 

 

鈴木 みほ(Miho Suzuki) Actress/Performer

オフィシャルサイト:MIHO SUZUKI -mihyon vision-
Facebook:Miho Suzuki Official Facebook Page

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☆鈴木みほさんの出演イベント情報(詳細については、みほさんのオフィシャルサイトまたはFacebookページをご覧ください。)

◎イベント名:『Walk the Talk』-preview 
日時:Aug 31th ,2016 8pm
場所:Havana(1212 Commercial Dr, Vancouver, BC V5L 3X4)
9月8日〜15日、17日、18日に開催されるフリンジフェスティバル内の屋外作品『Walk the Talk』のプレイベント。様々なアーティストと交流する場。みほさんはダンサーとして参加します。

◎イベント名:『Uiro-uri』 by Mihyon-ichi(みひょん市) at Nikkei Matsuri
日時:Sep 3rd ,2016 4:30pm
場所:Nikkei center
演出:NIWA 出演:鈴木みほ 加藤晴香
時間変更がある場合がありますので、みほさんのウェブサイトでご確認ください。

◎イベント名:『Walk the Talk』 in Vancouver Fringe Festival 2016
日時:Sep 8th-15th・17th・18th,2016 7pm~9pm
場所:Granville island
バンクーバーの演劇祭フリンジフェスティバル内の屋外作品です。みほさんはダンサーとして参加します。

About The Author

Kana
ライター/キュレーター

2015年9月よりバンクーバー在住。岩手県出身。信条は「誰かの生き方が、誰かが生きるヒントになる」。海外生活初心者の視点で、実体験に基づいた生きた情報をお届けします。海外やバンクーバーでの生活を考えている、まだ見ぬ挑戦者のみなさんが、さらに前向きになれるお手伝いができますように。

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