バンクーバーに来て、イモウトができた。

彼女は優しいから、三姉妹の末っ子として育ったわたしにお姉さんぶらせてくれるし、時々は彼女がお姉さんみたいにわたしを心配してくれたりする。

異国で出逢った家族のような存在。

わたしたちは日本での日常で慣れ親しんだ料理をこの異国の地で再現しては、それを堪能しながら本当の家族のことを想ったり、それぞれの地元の話で盛り上がったりする。

彼女はお母さんが毎年特別な日に一回だけ作ってくれたというおこわがとりわけ大好物で、いつだったか、わたしが中華おこわを作った時にその思い出を語ってくれた。

それ以来、わたしは彼女が子供みたいに喜んでくれるのが嬉しくて、友人が集まったり特別な日には中華おこわを作るのがお決まりになった。

ほんとうに何気ないことだけど、こういう日常を幸せと思う。

今のわたしが日本での日常を懐かしく愛おしむように、いつか何処かでここでの日常に同じように想い馳せる日がくるかもしれない。

そして、おこわを蒸すたびにイモウトのことを想うのだろうと思う。

絶対に失敗しない簡単中華おこわ

今年最後のご紹介は、中華おこわです。

もち米を研いで一晩浸して水切りしたら、あとは濃いめの味付けでじっくり炒めた具材と混ぜて20分ほど蒸すだけ。

もちろん具材はお好みで。

今回はケールと椎茸をメインに、生姜とニンニクで風味を出しました。

味付けはシンプルにココナッツシュガーとお醤油で。

水加減を気にしなくて済むので失敗がなく、炊き込みご飯より簡単だと思います。

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最後に自家製ラー油を加えてできあがり。ごま油を少し加えるだけでも味に深みが増しますよ。

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個人的におこわとクリーミーなスープの組み合わせが好きなので、今回はブロッコリーとインゲンでをたっぷり使ったポタージュと一緒にいただきます。

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こちらのメニューは次回1月のポエムナイトでお出しする予定です。

詳細は Facebookの ”poemdrois only” または ”高山 宙丸のポエムナイト” でご覧になれます。

About The Author

Hiro
Vegan Chef

2007年より4年半、夫のソラとバックパックでアジア、ヨーロッパを放浪。ソラがビーガンになったことを機にビーガン料理を日々研究するように。2012年にバンクーバーへ移住。ベジタリアンレストランのキッチンで3年働いたのち、2015年よりソラと共 にVegan Pudding & Co. を立ち上げる。調味料など1から創作することを得意とし、詩人ソラの朗読会をはじめ各種イベントなどでも料理の腕をふるう。

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