宙丸さんの”ゼロ→イチポイント”はいつでしたか?

オーストラリアではじめて詩人になりたいって気付いた時かな。 ぶどうファームで働いてた時、単純作業の中で、自分の将来を考えてた。で、ふと思った。70歳になった自分が、もし「俺は“詩人”なんだ」という人と出逢ったら、たとえ自分が億万長者になっていたとしても、他のどの職業を名乗られるよりも、くやしいだろう、「俺は一体、何をやってたんだ!」と後悔するだろう、って。じゃあ、詩人になるしかない、ハッキリそう感じた。

 

ゼロ地点で悩んでいた頃の自分に、今ならこう言いたい!ということは?

何がしたいかと、何をすべきかが一致すれば楽しく生きられる。でも、それを知るためには、ちゃんと自分と対話することが必要。努力とか、頑張るっていうのは、大変だし不幸なこと。“未来のために”と銘打って、不幸になっている時間なんて人生にはない。そうじゃなくて、楽しいことをやろうよ、と。それに真剣に取り組めるならそうしたらいいし、時にはゆるくやったっていい。最低限、自分なりにスイッチを入れることが大事。
自分としては、詩が好きで、その才能があると思ってて、かつ真剣に取り組んでる。それは、自分のためだし、まわりのため、そして世界のためでもある。だから、とにかくいい詩を書けばいいと思ってる。
つまり、それぞれがそれぞれの才能をのばすってことが一番幸せなことなんだと思う。才能があるって知ることは、ないってことを知るのと一緒。例えば、サッカーの才能があるって知ることは、野球の才能がないってことを知ることになったりする。でも、すべてのスポーツの才能がなくても別にいい。自分だけのものを見つけること。まずはそこから始めればいいと思う。

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About The Author

Star☆tS 編集長 - 言葉の魔術師

兵庫県明石市生まれ。言葉のお仕事師。夢見がちなこども時代、激音と妄想まみれな思春期、販売・事務職など迷走OL時代を経て、大失恋をきっかけに晴れてコピーライターに。2007年、サンタモニカへ移住。2010年、バンクーバーへ移住。ブランディング、コピーライティング、インタビュー記事執筆などの他、絵本、小説、エッセイなど、アーティストとコラボした作品も創作中。最近ぐっときた言葉は「愛は光の速度の二乗」。 カナダ留学エージェンシー カウンセラー

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