いろいろ旅してきた中で、ビーガンごはんにありつくのにいちばん楽だったのがインド。

何せ人口の30~40%がベジタリアンなんですから。

インドで大半を占めるヒンドゥー教徒にとって肉食は基本的にタブーとされています。

特に牛はシバ神の乗り物でとても神聖な生き物として崇められているので、殺したら処刑されてしまうという地域もあるほど。

そういうわけでお肉にはほとんどお目にかからないインドの食卓ですが、チーズやミルクはいろんな料理にふんだんに使われています。

実はこれが旅するビーガンにとってはちょっとだけめんどくさい問題なんです。

インド人にとって乳製品は欠かせないものなので、なぜそれが食べたくないのか、店員さんになかなか理解してもらえなかったり。

散々苦労して伝えたのに、結局チーズのかけらが入っていたり。

でもそこはもうしょうがないで済ませちゃう。

最初はそれくらいの気楽さでいく方がビーガン生活を楽しく長続きさせられるのかなぁと思います。

さてさて、とは言え地元の人たちで賑わう屋台や食堂で食べられる伝統的なインド料理には乳製品が使われていないものもたくさんあるので、私たちは普段そういうものを食べていました。

インドの定食ターリーは数種類のカレーと漬け物、ごはんにチャパティまでついておまけにお代わり自由!

サモサはカレー味のジャガイモを小麦粉で包んで揚げたスナック。

プーリーはインドの揚げパンで、ひよこ豆のカレーといただきます。

他にも安くて美味しい伝統料理は数えきれないくらいあります。

料理によって様々に使い分けられたスパイスの風味をカレー味とひとくくりにしてしまってはインドの料理人さんに怒られてしまいそうですが、でもやっぱりカレー味はカレー味なんです。

毎日食べていると大好きなインド料理にもだんだん飽きてきます。

たまにはジャンクフードもいいなぁなんて。

そこで噂に聞いていたマクドナルドのインド限定ベジバーガーを食べに行ってみることに。

私たちの滞在していたエリアとは違い、ビルがそびえ立つ大都会のど真ん中にあるマックの店内は、きちんと制服を着た女子高生やスーツ姿のサラリーマンでにぎわっていました。

ふだん地元のおじちゃんたちで賑わうお店でごはんをいただいていたわたしには、そこはとても高級で洗礼されたレストランのように感じられたくらい。

実際お値段も普段の食事のほぼ2倍!

ワクワクしながら一口かじったバーガーのお味は。。。

ビーガンマヨネーズと野菜、カレーコロッケがサンドしてあって満足のボリューム。

でもやっぱりカレー味なのね~!

インド人にとってのカレー味は、日本人にとっての醤油味くらい欠かせないものなんですね、きっと。

✳︎スパイシーレンティルバーガー✳︎

ビーガンだってたまにはジャンクフードも食べるんです。

わたしの住むバンクーバーでもベジバーガーが食べられるお店がたくさんありますが、自分でも簡単に作れちゃいますよ!

今回は家で焼いたビーガンバンに自家製ソイマヨをベースに作ったピリ辛ソース、アーティチョークとブラックオリーブのタプナードをスプレッドしました。

パティーはフレンチレンティルとブロッコリーをベースに数種のスパイスを効かせてみましたよ!

カレーコロッケではないですがなかなかいけます。

こちらのバーガーは、今月のポエムナイトでお出しする予定です。

Facebookの“poemdroids only”または“高山宙丸のポエムナイト”のページで詳細がご覧になれます。

About The Author

Hiro
Vegan Chef

2007年より4年半、夫のソラとバックパックでアジア、ヨーロッパを放浪。ソラがビーガンになったことを機にビーガン料理を日々研究するように。2012年にバンクーバーへ移住。ベジタリアンレストランのキッチンで3年働いたのち、2015年よりソラと共 にVegan Pudding & Co. を立ち上げる。調味料など1から創作することを得意とし、詩人ソラの朗読会をはじめ各種イベントなどでも料理の腕をふるう。

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